【G1】優駿牝馬(オークス)2023!堂々の主役【リバティアイランド】1強か?

中央競馬

2023年5月21日(日)に東京競馬場で開催される3歳牝馬限定のG1レース優駿牝馬。通称オークス。

G1連勝で優駿牝馬に出走する【リバティアイランド】が圧倒的な人気になりそう。

今回は

今回お話しする事

  • 過去の優駿牝馬のデータ
  • リバティアイランドの強さ
  • 一矢報いる可能性がある馬

この2つのお話をしていきます。

【G1】優駿牝馬の過去データ

過去の優駿牝馬のデータをJRA-VANアプリを使用してご紹介します。

有利な枠順(2枠・5枠は過去10年で3勝)

枠順1着・2着・3着・4着以下勝率連対率複勝率
1枠1.3.2.145.0%20.0%30.0%
2枠3.0.0.1516.7%16.7%16.7%
3枠0.0.2.170%0%10.5%
4枠0.1.3.160%5.0%20.0%
5枠3.2.0.1515.0%25.0%25.0%
6枠0.0.0.200%0%0%
7枠2.3.1.246.7%16.7%20.0%
8枠1.1.2.263.3%6.7%13.3%
過去10年の枠順別成績

2枠は5枠と同じく勝利数は多いものの、1着でなければ馬券になっていません

5枠は連対率が高く、今年はG1桜花賞2着のコナコーストやG2フローラS2着のソーダズリングが該当するため軽視できません

複勝率トップは1枠です。

内枠でうまく経済コースを通り、脚を溜めることができれば、思わぬ一発が出るかもしれませんね。

上位5番人気の人気別成績(1番人気は過去10年で最多5勝)

人気1着・2着・3着・4着以下勝率連対率複勝率
1番人気5.2.1.250.0%70.0%80.0%
2番人気1.2.3.410.0%30.0%60.0%
3番人気3.0.1.630.0%30.0%40.0%
4番人気0.1.1.80%10.0%20.0%
5番人気0.1.1.80%10.0%20.0%
過去10年人気別成績(上位5頭)

1番人気は過去10年、半数の5頭が勝利していろ他、10頭中8頭が馬券内と圧倒的な成績になっています。

今年はリバティアイランドが圧倒的な1番人気に支持されそうですから、このデータも無視はできませんね。

優勝馬10頭中、2013年のメイショウマンボのみが9番人気で優勝しています。

しかし、過去10年で上位3番人気以内の馬だけで9勝しているので、馬券はその3頭から購入するほうがいいかもしれません。

好走馬の前走レース(桜花賞3着以内が中心?)

前走レース名1着・2着・3着・4着
桜花賞7.4.5.62
忘れな草賞2.0.1.9
フローラS1.4.2.38
フラワーC0.1.0.8
スイートピー0.1.0.13
過去10年の前走レース別成績
前走着順1着・2着・3着・4着
前走1着3.1.0.4
前走2着1.0.2.4
前走3着2.1.1.5
前走4着以下1.2.2.49
前走(桜花賞)の着順別成績

優勝馬は桜花賞を走った馬が圧倒的に多くなっています。

しかし、桜花賞で4着以下だった場合は、先も言った2013年のメイショウマンボのみでした。

今年の該当馬

  • リバティアイランド(桜花賞1着)
  • コナコースト(桜花賞2着)
  • ペリファーニ(桜花賞3着)

前走フローラSからの馬このは複勝率が高かった!?

フローラSの成績は【1.4.2.38】で2021年ユーバーレーベンが勝利。

連対率11.1%・複勝率15.6%ですが、【前走フローラS+1着】に限定してみてみると

【0.3.1.6】となり、勝ち馬はいませんが、複勝率が40.0%まで上昇します。

そして、最初の3着以内馬の7頭はこのフローラSを5着以内で通過してきた馬たちでした。

今年のフローラS組該当馬

  • ゴールデンハインド(フローラS1着)
  • ソーダズリング(フローラS2着)
  • イングランドアイズ(フローラS4着)
  • キミニナハマリア(フローラS11着)(データ該当せず)

圧倒的人気馬リバティアイランドの強さ

2023年の優駿牝馬の推定オッズ1.3倍とされているリバティアイランド。

デビューから4戦、勝率75.0%・連対率100%の馬はG1でも圧巻の走りを見せてきました。

2022年7月30日(土)メイクデビュー新潟芝1600m

1番人気2.1倍に支持され、鞍上には川田将雅騎手を乗せてゲートを出ました。

スタートのタイミングがやや合わせられず、中断からの追走となってしまいました。

そして、最後の直線で外に持ちだれたリバティアイランドは強烈な瞬発力で一気に差し切りました。

2着に3馬身差を着けたデビュー戦はレースのラスト3ハロン【10.9-10.2-10.9】

リバティアイランドは上がり3ハロン【31.4秒で】差し切った決め手は強烈でした。

唯一敗れたアルテミスステークスは不利があっての敗戦

10頭立てで行われたアルテミスSも1番人気・1.4倍の圧倒的支持を受けました。

鞍上は変わらず川田将雅騎手で挑んだ初の重賞。

ゲートはそこそこには出ましたが中団、6番手を追走するリバティアイランド。

直線に向く時、リバティアイランドは外へ出そうとしますが、外にいた他の馬に塞がれていたため進出が遅れました。

その後、進路を大外に切り替え、不利と距離ロスにより2着に敗れました。

しかし、大きな不利があった中で、ゴール前で0.1秒差の2着まで詰め寄る伸び脚は負けて強しと言ったところでしょうか。

G1阪神ジュベナイルF 芝1600m

1番人気2.6倍で挑む初のG1でリバティアイランドは初のG1タイトルを獲得しました。

ゲートが開くと中団8番手にポジションを取ったリバティアイランド。

若干ハイペースで進む先頭集団を見ながらの追走。

4コーナーを回る時には各馬が一斉に仕掛け始めたが、リバティアイランドはいい手ごたえで外を通ってカーブしました。

最後の直線ではリバティアイランドが外からたたみかけるように凄い足で飛んできました。

残り200mを過ぎたころには先頭に立ち、圧倒的な力を魅せつけてゴールしました。

このレースが終わった時、翌年の3歳の牝馬クラッシックの主役だと、誰もが確信したでしょう。

桜花賞1.6倍の圧倒的支持に応える1冠

注目はやはり枠でした。

2枠3番と内を引いたリバティアイランドは「先行するのか?」「前目につけるのか?」

誰もがその立ち回りに注目していました。

しかし、レースが始まってすぐにポジションを下げてじっと我慢するリバティアイランド。

その位置は18頭立ての15番手、16番手。

4コーナーをカーブしたころ、リバティアイランドはまだ後方で大外にもちだされました。

リバティアイランドは大外からまたも強烈な追い上げを魅せました。

上がり3ハロン32.9秒で先頭集団もまとめて差し切り、力の差を魅せつけました。

この時の上がり3ハロンタイムは1位。2位は33.8秒のシンリョクカでした。

優駿牝馬に向けての成長と能力の高さを証明したレースでした。

リバティアイランドの強さは最後の直線

ここまで話てきたリバティアイランドのレース。

共通しているのは強烈な末脚

道中はじっと我慢する、折り合いの良さと直線で爆発する瞬発力。

この二つがうまく噛み合い、あれだけのパフォーマンスができるのでしょう。

しかし、忘れてはいけないのは、後方からの進出は大きな不利を受けやすいということ。

アルテミスSでもあったように、前や横の馬が壁になってしまい、進出が遅れてしまうケースも。

勝負は時の運。順当に行けばリバティアイランドが圧倒的な強さを見せつけると、僕は思っています。

打倒リバティアイランド!一泡吹かせる事ができるのか?

リバティアイランドは確かに優秀で、強い馬です。

しかし、競馬に絶対はありません。

そこで、リバティアイランドに一泡吹かせそうな馬を紹介します。

桜花賞のリベンジマッチ【コナコースト】

桜花賞2着のコナコーストは5枠9番と優駿牝馬では相性のいい枠に恵まれました。

鞍上には短期免許で来日中のダミアン・レーン騎手

桜花賞では後方・やや後方が有利な展開で、逃げたモズメイメイや2番手のトーセンローリエが馬郡に沈む中、コナコーストは2着を確保。

完全に相手が強すぎただけとも思える。

距離延長で巻き返しがあってもおかしくはないと思って、この馬を指名しました。

最内枠×坂井瑠星×矢作芳人=ラヴェル

2頭目は最内枠のラヴェル。

リバティアイランドと3戦して1勝と分が悪いようには見えます。

同じ馬に何度も負ける矢作調教師ではないでしょう。

自厩舎所属の坂井騎手に鞍上を任せるということは、明確な指示を出すかもしれません。

一流の騎手よりも、自分の教え子である騎手の方が指示を出しやすいし、何か奇策を練っていることも考えられます。

面白さもあるのでこの馬を指名しました。

まとめ

リバティアイランドの能力はやはり一枚上手。

しかし、3枠の勝率は0.0.2.17と低迷。

過去にはハープスターも1.3倍の人気で優勝を逃したこともありました。

まだかの予想

◎コナコースト

〇リバティアイランド

▲ラヴェル

△ライトクオンタム

×ペリファーニ

☆ゴールデンハインド

僕、まだかの予想はこんな感じです。

コナコーストから馬単・ワイドあたりでトリガミ覚悟の馬券になると思います。

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