僕は育児休業を取得。会社復帰は9月です。

雑記

※この記事では育児休業制度の細かい説明は省いています。

1.育児休業について

育児を理由に休業した場合、国から給付金が受け取れる制度です。

給付金の金額は給与の67%となっており、非課税となります。

1-1.国が認めている制度です。

年々、出生数が減少している日本。

国は育児休業を推し進めて、出生数を底上げしようと必死になっています。

今後、育児休業取得率を高めて行く国の方針なので、制度自体の改良を進めていくかと思います。

2023年4月時点では2種類の育休が存在しています。

1つは産後パパ育休。

2つ目は育児休業です。

詳しい説明は厚生労働省の育児休業パンフレットをご確認ください。

1-2.有休と育休の大きな違い。

同じく国が認めている制度に有休があります。

大きな違いは、社会保険が免除されたり、所得扱いにならない等のメリットが多いのが【育児休業】です。

ただし、条件があるので、必ず項目に該当するかの確認が必要です。

万が一、一つでも条件に当てはまらない場合は大きな損をしてしまう可能性があるので、しっかり確認しましょう。

1-3.会社が正当な理由なく、断れない。

会社に育休の申請をした場合に、断られる。

不服な人事異動などのハラスメントに会う可能性があります。

労働基準法で、育児休業の申請を受けた会社は基本的には拒否できないように定められています。

ハラスメントに関しても、同じく、労働基準法で保護されているので、相談窓口が設けられている場合がありますので、そちらに相談しましょう。

2.僕が育児休業を取得できた理由。

ここからは僕が育児休業を取得した経緯や理由についてお話ししていきます。

2-1.妊娠の報告を早めに済ませた。

本来、奥さんの妊娠が発覚した場合、相談の上、安定期に入ってから、会社へ報告するかと思います。

僕の場合は、安定期を待たずに、発覚した時点ですぐに報告しました。

そうすることで、会社に設けられている制度を利用するための話し合いの時間が多く取れるからです。

万が一断られた場合、労基への相談の可能性も考慮して、時間に余裕のある交渉が良いでしょう。

制度の不明点があった場合に調べたり、聞いたりと何かと時間がかかるですよね。

2-2.社内や部署で多くの仲間を作る。

うちの現場には、僕よりも若い子が多く、同世代も多いと好条件が揃っていました。

さらに、普段の仕事で信頼関係を築けていたので、多くの同僚が協力してくれました。

子供がいる同僚や、これから子供ができるかもしれない世代の後輩。

どの時期からどれくらいの期間、現場を離れる事になるのか?を普段の会話で話していることが、円満に育休を取得するコツなのかな?と勝手に思っています。

2-3.育休前に自分の仕事の所在をはっきりさせる。

育休を取得する際、自分が今までやっていた仕事を誰にやってもらうかを考えましょう。

大事なのは、会社に任せない事と1人に全てを丸投げしない。

これは、自分の持っている仕事への責任感を会社に強調する良い材料になります。

例えば、僕の場合は下の通りに仕事がありました。

  • シフトの作成
  • 残業時間の管理
  • 電話対応や事務作業
  • 現場での荷捌き

この中で、自分じゃなくてもできる仕事は残業時間の管理と現場での荷捌き。

残り2つの業務を1つずつ、2人にお任せしました。

そして、自分がいない間のヘルプ要請をするように所長と副所長に相談。

と、まぁこんな感じで、自分がいない間の業務負荷を分散させることは、協力してもらう同僚たちへの配慮だと言えます。

大事な事なのでもう一度言います。

自分の仕事は分散させることを徹底すること!

2-4.育児休業の分割制度を利用。

2022年10月より始まった新制度で要件を満たせば、複数回に渡って分割して取得できる制度。

例えば、

2週間育休→2週間仕事→2週間育休。

こんな感じで取得できるんです。

これを使って少しずつ、残りの業務を分散させたり、業務教育を手伝ったりして、理解していただく努力をします。

育休中の収入が激減する対策としても有効で、給与+給付金が主な収入となりますので、少しはマシになるかと思います。

実際僕は、下記の通りでした。

収入比較

かなり減っているようにみえますが、後日、国からの給付金が入るため、あまり差はないかとおもわれます。

2023年4月現在、国からの給付がまだ入っていないので、明確な金額は避けています。

分割取得にするメリットも大きく、会社への負担を気にされている方は検討してみてはどうでしょうか?

2-5.君が初めてだと言われた男性の育休。

育休の詳細を確認する上で、総務課の方と電話で連絡をとっていた時に、言われた一言です、

男性の育休取得は君が初めてだから。

これはチャンスだと思った。

前例が無いと言うことは、前例を作ることができる。

これから先、育休を取得した実績を好評しなくてはいけなくなるかもしれない。

そんな中、前例を作ることで、後輩たちも育休等の制度を利用しやすい環境を整えてあげられる。

初めてだからと怯む必要はなく、最悪、退職も視野に入れて強気で交渉することをおすすめします。

2-6.嘘も方便。取得を拒まれそうならこれもあり。

取得を拒まれそうな雰囲気の時は少しだけ嘘を交えましょう。

僕の場合は、少し長めに取得するので、後ろめたさがありました。

実家で子供を見ている奥さんと夜中に電話していると、すごく苛立っている様子がありました。

思うように育児ができていないもどかしさでしょう。

会社に長期で育休取得を申し出る際、僕は少しだけ嘘をつきました。

「奥さんが産後鬱の気配がある。少し長期になるが、4ヶ月の連続取得を申請したい」

そういった事情を聞いた上司は少し渋りながらも、許可してもらえました。

「現場の代わりは沢山いてる。家族の代わり、父親の代わりはいないから、奥さんに協力してあげて、少しでも力になってあげろ」

そう言ってもらえた時、僕は安堵しました。

もし、断られたら僕は退職していたでしょうね(笑)

後日、1ヶ月検診の時、助産師さんから産後鬱の傾向があると診断された奥さんですが、長期で取得しておいて良かったと、後になって思いました。

3.さいごに

まとめていきましょう。

多くの同僚や先輩、後輩たちの協力があって取得できた育児休業。

男性だからと言って取得できないなんて事はあってはならい。

育児休業だからと言って、会社に対しての配慮がないと社員同士の関係が悪化する恐れもあります。

自ら率先して育休を取得することで、今後の働きやすい環境を整えてあげるのも仕事の一環ですよ。

僕は細かい知識とか無いですが、ネットで調べた情報と、普段のコミニュケーションで育休を取得できました。

普段のコミニュケーションがいかに大切かが、子供ができて気付かされました。

お産を終えたママの約3分の1が産後鬱になると言われています。

あらかじめ、長めに取得することで万が一の時に力に慣れる環境も整えておきましょう。

この記事を読んで、少しでも多くの男性が育休を取得し、育児に参加して、喜びや辛さを奥さんと共有していただけることを祈っています。

大変なことも多いですが、やっていけば楽しいですよ!これからの成長も楽しみです!

以上育児中のまだかからお伝えしました。

細かい制度の説明なくてごめんなさーい!

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